コク3.5倍、
プロのヨード卵・光活用事例

ヨード卵・光を使って繁盛しているお店を訪問。

青森県 青森市
「笑顔亭」様 青森店

【お店データ】
青森市橋本1-1-19
営/17:00~25:00(ラストオーダー /フード24:00 ドリンク24:30)
定休日/日曜、祝日不定休

QSCの徹底とこだわりの調味料から生まれる
メニューの数々

19年前、青森市内に創業した、串焼きとおでん「笑顔亭」青森店は、2018年にオフィス街でもある現在の場所に移転したばかり。1階にはカウンターと堀ごたつの座敷があり、2階には襖を開放すれば約60名収容できる大広間がある。こだわりの古民家風佇まいと和風のインテリアが落ち着く店内だ。営業時間は17時から午前1時まで。仕事帰りのサラリーマンや出張中のビジネスマン、OLなどで深夜まで賑わう。大人から子供まで楽しめるメニューが目白押しで、休日はファミリー層にも大人気。本町の「笑顔亭」と、うおどころ「一会」は姉妹店である。

「笑顔亭」のメニューを開くと、お店の看板商品である串焼きとおでん以外にも、メニューの豊富さに驚かされる。その味付けは、青森では珍しい薄味で、特製の塩ダレとはまぐり出汁が基本で、この二つを利用すれば看板商品以外のメニューは各店舗で自由に開発ができるのだそう。メニュー開発は、「仕入れ」、「調理」、「ホール(ご提供)」の各担当者の意見を活かした連携プレーあってのもの。そのまとめ役となっているのが、1年前に店長に就任した久保有美さん。Quality、Service、Cleanの頭文字をとった「QSC長」という肩書も持つ久保さんは「素材の質にこだわり、質の高いサービスを提供し、常に清潔であることをモットーにお店の向上を図っています」と話してくれた。

人気の出汁巻き卵、「ヨード卵・光」に切り替えて、
さらに注文アップ

『ヨード卵・光』を採用したきっかけは、スローガンQSCのひとつ“Quality”というところにも大きく関係している。
「手始めに、出汁巻き卵から使ってみようと思いました。通常の卵より仕入れ価格が高いので必然的にご提供価格も高くなります。でも“いいもの”を使うことで、味も向上し、お客様も納得してくださるんです。移転で客席が増え、集客もアップしていますが、それ以上に注文が増えました」と久保さん。

また作り手の板長さんは「黄身にものすごいコシを感じました。卵を溶く時や巻く時に、普通の卵にはない強さを感じるんです。この強さがふんわり感を出してくれるんです。出来上がりもボリューミーで他の卵との違いをはっきり感じましたね」と語る。
オリジナルのはまぐり出汁と『ヨード卵・光』を使った出汁巻き卵は、プレーン、ウニ、納豆の3種を用意している。どれも人気でぜひ食べていただきたい一品だ。姉妹店の本町「笑顔亭」の出汁巻き卵と、うおどころ「一会」の卵焼きも同時に『ヨード卵・光』に切り替えた。現在『ヨード卵・光』のメニューはこの3品だが、質の良いものをこれからも増やしていきたいと考えている。

看板メニューは塩ダレ串焼きと
はまぐり出汁のおでん

品質にこだわった笑顔亭の料理はどれも美味しいが、中でも看板メニューの串焼きとおでんは大人気。

特製塩ダレで焼く串焼きは、定番の鶏・豚・牛をはじめ、野菜やチーズを肉で巻いた肉巻き、本ずわい蟹やホタテなどを使った海鮮など約60種が用意されている。中でも鶏肉は良質なエサと水で育てられた地養鶏を使用。甘みがあってジューシーなのに低コレステロールと女性に大人気だそう。あまり他にはない白レバーも絶品。

また、青森と言えば濃い味付けの生姜味噌が定番だが、ここでは薄味のはまぐり出汁のおでんが自慢。「当初は“味が薄い”と言われましたが、いまでは“あっさりとした中にも豊富な出汁の風味が具材にしみ込んでいて美味しい”とお客様は言ってくださいます」と久保さん。その他、本マグロ、黒毛和牛、牡蠣、ホタテ、フォアグラなど新鮮な素材をふんだんに使った「本日のメニュー」も用意している。

充実した地酒に加え、
飲んべえに嬉しいサービスも

こうした逸品と共に人気なのが充実した県内酒。田酒、喜久泉、豊盃、稲村屋などが気軽に飲める。季節限定品も揃う。中には宮崎県外不出の焼酎・霧島(20℃)など意外なものも。これは、社員旅行に行った際に持ち帰ってきたそう。青森では手に入らないものを仕入れることでお客様との会話も弾むという。女性が好む果実酒にも力を入れている。

「いつも同じメニューでは飽きてしまい、常連さんを楽しませることができませんからね」とサービス精神旺盛な久保さん。常にお客様の立場に立って物事を考える姿勢がひしひしと感じられる。アットホームな「笑顔亭」で、卵とお酒とおでんと串焼き。青森を訪れた際は、時間を忘れて楽しめる味と空間と接客をぜひお楽しみいただきたい。
※掲載情報は2019年5月取材時点のものです。