厳密な方法とは言えませんが、従来から有効であるとして使用されている手段があるので、ご紹介します。

1.光に照らしてみる
光に照らすと、卵を回転させても卵黄が中央にあって動きにくく、ただ卵黄の輪郭が見えにくいものが新しいたまごです。卵黄の輪郭が見えにくいのは、新鮮な卵ほど卵白が濁っている為に起こる現象です。一方、鮮度が落ちると白身が軟弱で液状、卵黄の位置・形も動きやすくなります。卵が腐敗すると、視野が暗くなり、透視が困難となるのも特徴です。

2.食塩水につけてみる
たまごは産み落とされてから時間が経つとともに、二酸化炭素や水分が抜けて空気が入り、徐々に軽くなります。そこで食塩水につけてみて、浮くかどうか。10%の食塩水に生たまごを割れないようにそっと入れてみて、沈んだたまごは鮮度が高いと見分けられます。
なお、一度水につけたたまごは、傷みやすくなるので、水に沈んだたまごであっても、当日中に充分加熱調理して食べてしまいましょう。