「コケコッコー」と朝を告げるニワトリのルーツ、知ってますか?

中国南部からインド、マレーシア、タイ、インドネシアの東南アジアの国の森林や草原にいる野鶏(やけい)が、その先祖なんです。野鶏には4種類いて、赤色野鶏(セキショクヤケイ)が、直接的な先祖といわれています(『山階鳥類学雑誌』Vol.35 No.2、2004年刊)。

野生のセキショクヤケイは、キジ科の鳥。縄張り意識が強くて闘争心があって、飛ぶのはあまり得意ではないようです。枯れ草や葉で巣を作って、繁殖シーズンに4~6個の卵を産むそうです。

このセキショクヤケイが家禽とされたのは、4000~5000年ほど前。大昔のことです。日本に渡来したのは2000~3000年前といわれます。その後、鎖国していた江戸時代に、シャモやチャボ、ウコッケイなどと愛玩用に品種改良が進められ、現在のニワトリができたといわれています。

国内の各地にいる地鶏は、その中で作られた一品種なのだそうです。