たまごを食べ過ぎると血中コレステロールが上がるって本当? イラスト
卵にはコレステロールについて、いわれなき罪があります。根源は一世紀近く前の1913年に、ロシアの研究者が「ウサギに卵を食べさせたら血中コレステロールが上がった。」という発表をしたことにあります。しかしながら、ウサギは、草食動物なので、ニンジンは食べますが肉や卵は食べません。普段食べない卵をウサギが食べたら、血中コレステロールが上がるのは当然です。その点、ヒトは雑食です。肉や魚も食べれば野菜も果物も何でも食べます。こうして健康な体を作っている訳です。食べ過ぎはいけませんが、多くの食品を適度に摂取することで健康を維持しているのです。最近では逆に、卵に血中コレステロールを下げる働きがあることが知られてきました。卵黄に含まれるレシチンと卵白に含まれるシスチンの働きです。俗にいう悪玉コレステロールを減らす働きがあるわけです。ただし卵の摂取量を制限されている人やコレステロールが上がりやすい体質の方はこの限りではありませんのでご注意ください。