ヨード卵・光
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アンチエイジング
中沢るみプロフィール

管理栄養士・フードコーディネーター。大阪スクールオブキャリナリーアートにて栄養学・食材学を教える。
任天堂DS「健康応援レシピ1000」の栄養監修やラジオ大阪「美味しくアンチエイジング」のコーナーを担当する。
著書に「キレイになりたい!」という気持ちを応援する食材を紹介した「美人の食材」(講談社)がある。

前回まで5回にわたって"アンチエイジングな食を考える"ということについて、米井教授にお話を伺いました。
今回からは2回にわたって、「美肌のための食事」というテーマで"美肌の管理栄養士"中沢るみさんにお話を伺いたいと思います。

まずは「美肌」と食生活のかかわりについて教えて下さい。

「まず基本的にお肌は食べたものからしか作られないのです。外面に化粧品などを塗ることによって、お肌を整えてくれますけれども、けっしてお肌を作ってくれるわけではありません。美肌を達成するためには、もっと食事に目を向けるべきです。かといってスキンケアはどうでもいいわけではありませんので誤解しないでくださいね。内面と外面の両方から美肌を考えていくことが相乗効果をもたらすのです。」

そうですね。最近は内面つまり体内に摂取するものの重要性が、やっとたくさんの女性誌などで取り上げられるようになってきました。それはとても大切なことですよね。

「そうです。それにもう一つ。「楽しんで食べる!」こういう仕事をしていると、「いつも栄養の事を考えながら食べているのですか?」と聞かれることがよくあります。でも私の答えは「ノー」。食べることは単にカラダやお肌の栄養補給という役割だけでなく、ココロの栄養補給の役割もあります。ココロとカラダの栄養補給がちゃんとできてこそ、食材の持つパワーを最大限享受することができるのです。」

ここまでインタビューを掲載させていただいた米井教授もアンチエイジングにおける「精神」の大切さを力説していらっしゃいました。本当にココロの部分って大切なのですね。そのあたりで、食事とサプリメントとの違いがあるようですね。よくわかりました。
さて、それではそろそろ「美肌」と食事のお話に移りたいと思います。
ずばり、「美肌のための食事」を教えて下さい!

「そんなにあせらないで下さい(笑)。みなさんの「こうなりたい!」というお肌のタイプ別にお話しましょう。まずは「ハリのある肌」。ポイントは「タンパク質」と「ビタミンC」。タンパク質は元気な肌細胞を作るのに欠かせない栄養成分です。そして「ハリのある肌」のために大切な「コラーゲン」は「タンパク質+ビタミンC」から生成されます。ちなみにタンパク質を多く含む食品は、卵、肉、魚、乳製品、大豆などです。また、ビタミンCを多く含む食品は、いちご、レモン、ブロッコリー、パプリカ、パセリ、じゃがいもなどです。」

「ハリのある肌」、是非そうなりたいです!中沢先生、次は?

「「しっとりとした肌」ですね。ポイントは「ビタミンA」。これは肌を乾燥から守る栄養成分です。多く含む食品は、うなぎ、レバー、卵、にんじん、かぼちゃなどです。」

今の季節まさにお肌の乾燥に悩んでいらっしゃる方が多いと思います。そんな方には「ビタミンA」がいいのですね。

「そのとおりです。そこで今日は、「ハリのある肌」と「しっとりとした肌」の両方を考えたこの季節にとっておきの、ヨード卵を使ったレシピを用意しました!是非参考にしてくださいね。」

牡蠣のピカタレシピ
・ヨード卵・光
1個
・牡蠣
1パック (8〜10コ)
・パセリ(みじん切り)
大さじ1
・粉チーズ
大さじ1
・小麦粉卵
少々
・塩、こしょう
少々
・バター
大さじ1

【作り方】
1.牡蠣はよく洗って水気を切り、塩、こしょうをして小麦粉を薄くまぶしておく。
2.卵にパセリのみじん切りと粉チーズを加え、卵液を作っておく。
3.フライパンにバターを入れ、卵液にくぐらせた牡蠣を弱火で焼く。
4.お好みでケチャップやレモンを添える。

【ポイント】
牡蠣タンパク質、亜鉛、鉄分
パセリビタミンC
チーズカルシウム、ビタミンA、ビタミンB2
タンパク質、ビタミンA、ビタミンB2、鉄分

「先ほどお話した「タンパク質+ビタミンC」、「ビタミンA」のポイントを押さえた上に、このレシピには以下のような美肌にとっての大切なポイントが含まれています。

  • 牡蠣には新しい肌細胞を作るのに欠かせない「亜鉛」やくすみを解消する「鉄分」といった美肌に必要なミネラルが豊富に含まれています。
  • 卵液にパセリを加えることで「ビタミンC」、粉チーズを加えることで「カルシウム」をプラスすることができ、栄養バランスがグーンとよくなります。
  • 「亜鉛」や「鉄分」はカラダへ吸収されにくいのですが、卵の「タンパク質」やパセリの「ビタミンC」と一緒に摂取すると吸収率がかなり高くなります。
  • レモン汁をかけていただくと、レモンの「ビタミンC」が「鉄分」「亜鉛」の吸収を高めます。
  • ヨード卵を使用することで、コクがあってまろやかな仕上がりとなって、さらに美味しさがアップします。

素晴らしいレシピですね。美肌になれそうな気がすごくしてきました!

「あと最後にもう一つポイントを。みなさん「肌は夜作られる」って聞いたことありませんか?「タンパク質+ビタミンC」は夕食で摂ると効果がグーンとアップします。このレシピを晩ごはんのおかずにするといいと思いますよ。」

早速今晩のおかずにします!中沢先生ありがとうございました。次回は「ツヤのある健康的な肌」「くすみのない明るい肌」のための栄養成分とレシピを伺います。皆様お楽しみに!

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