ヨード卵・光
ヨード卵・光とは たまごレシピ たまごの知識 お客様相談室 投資家の皆様へ シールキャンペーン メルマガ登録 ひかりんshop
アンチエイジング
米井嘉一プロフィール

慶応義塾大学医学部卒業。日本鋼管病院内科長・人間ドック脳ドック室部長を経て、現在日本初の抗加齢医学講座である同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授。2000年、総合病院では初めてとなる「アンチエイジング(老化度判定)ドック」を開設。抗加齢医学の伝道師として活動中。
おもな著書に、「抗加齢医学入門」(慶應義塾大学出版会)・「アンチエイジングのすすめ」(新潮社)ほか。

前回まで3回にわたって"アンチエイジングな食を考える"ということについて、米井教授にお話を伺いました。今回は、『デトックス』というテーマでお話を伺いたいと思います。

アンチエイジングとは何か?

まずは『デトックス』という言葉の意味を教えて下さい。

「『デトックス』とは、一般的には体内に溜まった毒素を排出させるという健康法について指します。Detoxification『(体内から毒素や老廃物を)取り除く』、『解毒』の短縮形ですね。有害な物質を体内に蓄積することによって産出される活性酸素が、体にダメージを与える可能性があることから、その有害な物質を体内に蓄積させることなく排出させるという考え方ですね。」

昨今、この『デトックス』ということで、体内から有害物質を排出したりするためのサプリメントなどをよく目にしますが、効果はあるのでしょうか?」

「人体には肝臓や腎臓、それにこれからお話しする"代謝"という機能によって、有害な物質を取り除くことができるようになっています。私は、そもそも人体に備わっているそういった機能を強化することが、最大の『デトックス』と考えています。前にもお話したように老化の仕方も100人いれば、100通りあるように、『デトックス』についても同じことが言えます。まずは、自分の有害物質の蓄積状況などを知った上で、何かアクションするのは良いかと思いますが、ただサプリメントを飲めばいいというわけではないと思いますよ。」

それでは、米井教授の考える『デトックス』とはどのようなものになりますか?

「まずはじめに考えなくてはならないことは、極力有害な物質を摂取しないということです。たばこや輸入食品の防カビ剤、多量な紫外線などですね。たばこは吸わない。輸入食品を購入される際は防カビ剤が使用されているものを極力避ける。UVケアをしっかりする。ということを心がけるだけで、随分違います。
次に、『線維を摂る』があります。線維とは食物繊維のことで、野菜や果実、海藻に豊富に含まれています。現代日本での食生活をみると、食物繊維が不足気味。成人の1日の平均摂取量は20g弱と言われ、推奨される摂取量25gに5gほど足りません。子どもではもっとひどく、ファストフードが蔓延している影響もあり、線維不足は10gに達しています。
消化管には腸管免疫と言って腸内に糞便とともに存在する雑多な細菌が体内に侵入するのを防ぐ機構があります。健康的な腸内には乳酸菌やビフィズス菌などの善玉が豊富に存在しており、悪玉菌の繁殖を抑えることによって腸内異常発酵を予防、それによって生じる毒素産生量を調整しています。善玉菌の生育と悪玉菌の抑制には食物繊維が欠かせないのです。」

なるほど。有害な物質をとらないことと線維を摂ることによって、腸内の毒素を極力産生させないことの2つが大事なんですね。

「そうです。また、食物繊維にはフリーラジカルからの防御機能もあります。活性酸素などのフリーラジカルによって身体が酸化することを『酸化ストレス』といいます。腸管内に生じた毒素は直接フリーラジカルを発生しますが、一部は肝臓に運ばれ代謝を受ける過程でフリーラジカルを出します。食物繊維は悪玉菌を減らし、毒素産生を減らすことで、フリーラジカルからの防御に貢献しています。」

腸内を良い状態に保つことは本当に大切ですね。

「そのとおりです。まだありますよ。
食物繊維は腸管運動を適度に刺激し、便秘を防ぎます。便秘があると悪玉菌や毒素産生が増えることになります。『代謝機能』はエネルギー代謝・糖代謝・脂質代謝・毒物代謝などの機能のことで、これが衰えると内臓肥満や糖尿病・高脂血症などの生活習慣を引き起こします。食物繊維が腸管内での悪玉菌を減らして毒物産生を抑制するのに加え、便通をよくして毒素排泄を助けるほか、線維に働きによって毒素が腸管壁から体内に吸収されるのを防ぐ働きがあるのです。皮膚に生じるにきびや吹き出ものは腸管で産生される毒素が原因です。食物繊維の充分な摂取は肌の若さと健康を保つのにも役立つのです。」

まさに『デトックス』そのものですね。あと食物繊維以外に大切なことはありますか?

「そうですね。水をたくさん飲んで下さい。心臓や腎臓の悪い方でなければ、1日2リットルくらい飲んで下さい。」

2リットルですか!結構な量ですね。

「半分はお茶でも構いませんが、アルコールなどの利尿作用があるものはその量に含めないで下さい。利尿作用とは摂った水分以上を排出してしまう作用ですから、むしろアルコールを摂取する場合はそれと同量くらいの水を飲むべきですね。」

そうなんですか。やっぱり水は大切ですか?

「ええ。水をたくさん飲んで、たくさん尿で排出することは、体にたまった老廃物を排出することですから、とても大切なことですよね。」

米井教授ありがとうございました。
『有害な物質を極力避ける』『線維を摂る』『便秘を避ける』『水を1日2リットル以上飲む』の4つのことを心がけて『アンチエイジング』を達成するべくがんばります!
今回で米井教授へのインタビューは一旦お休みして、次回から 美肌の管理栄養士 中沢るみさん に卵を使った美肌レシピについてお話してもらう予定です。皆様お楽しみに。

会社情報   |   プライバシーポリシー   |   ご利用規約