アンチエイジング

アンチエイジングリレーインタビューvol.7「ツヤのある健康的な肌」「くすみのない明るい肌」(中沢るみ)」

中沢るみ

中沢るみプロフィール 管理栄養士・フードコーディネーター。大阪スクールオブキャリナリーアートにて栄養学・食材学を教える。
任天堂DS「健康応援レシピ1000」の栄養監修やラジオ大阪「美味しくアンチエイジング」のコーナーを担当する。
著書に「キレイになりたい!」という気持ちを応援する食材を紹介した「美人の食材」(講談社)がある。 プロフィール終わり
前回からは「美肌のための食事」というテーマで、"美肌の管理栄養士"中沢るみ先生にお話を伺っています。
中沢先生、前回に引き続きよろしくお願い致します。
早速ですが、まずは、「ツヤのある健康的な肌」になるための栄養成分とレシピについて教えて下さい。
「はい、お肌のツヤはとても大切ですよね。お肌にツヤがある方はいきいきして見えます。当然「アンチエイジング」を感じさせるわけです。 「ツヤのある健康的な肌」のポイントは、「ビタミンB2」です。「ビタミンB2」は"美容ビタミン"とも呼ばれ、不足すると肌が荒れたり、ニキビや吹き出物ができやすくなります。これを多く含む食品としては、さば、いわし、うなぎ、レバー、卵などがあります。」
“美容ビタミン”ですか!なるほど、それで美容のために・・という売り文句で「ビタミンB2」の配合された商品がいっぱい売られているのですね。
やっぱり不足しがちなのでしょうか?
「"美容ビタミン"の「ビタミンB2」は摂りだめできないので、毎日補いましょう!青魚やうなぎ、レバーを毎日食べ続けることは難しいですが、卵なら毎日食べることができますよね。」
毎日卵を食べると「ビタミンB2」を日常的に摂ることができるんですね。何だか卵ってすごい食品ですね。
「そうなんですよ。また今日のもう一つのテーマ「くすみのない明るい肌」のポイントの「鉄分」もちゃんと含まれています。「鉄分」はくすみを解消する栄養成分です。不足すると酸素が全身に送られず顔色が悪くなります。卵のほかにレバー、あさり、わかさぎ、まぐろなどに多く含まれています。」
最後にヨード卵のヨードについて伺わせてください。ヨードにはどのような働きがあるのですか?
「ヨードですが、発育を促進したり心身を元気にする栄養素で不足すると身体がだるくなったり、反応が鈍くなったり・・と心身ともに不活発になります。
しかし、伝統的に海藻を食べてきた日本人は不足することはないといわれています。でもヨード卵は海藻を食べない子どもやOL、サラリーマンには卵の栄養とヨードを一緒に摂れるというメリットもあります。

そこで、今回はそんな方々にあわせて、手間をかけずに作れて、さらに「ツヤのある健康的な肌」と「くすみのない明るい肌」の両方を考えた簡単レシピをご紹介しますね。」
まぐろの山かけ丼(卵黄のせ)【材料 2人分】
・まぐろ(刺身用) 100g
・山芋(長芋でもOK) 100g
・ヨード卵光の卵黄 2コ
・万能ねぎ 1本
・ごはん 2杯分
・だしじょうゆ 適量
【作り方】
  1. 山芋(または長芋)はすりおろし、万能ねぎは小口切りにしておく。
  2. ごはんの上にすりおろした山芋とまぐろをのせ、真ん中に卵黄をおき、上から万能ねぎを散らしてだしじょうゆをかける。
【ポイント】
まぐろ タンパク質、鉄分 → ハリのある、明るい肌に!
山芋 ヒアルロン酸 → 潤いのあるみずみずしい肌に!
万能ねぎ ビタミンC → 「鉄分」の吸収率アップ!
卵黄 タンパク質、ビタミンA、ビタミンB2、鉄分
「先ほどお話したように、卵黄には「ビタミンB2」が、まぐろには「鉄分」が豊富に含まれています。その上に、このレシピには以下のような美肌にとって大切なポイントが含まれています。
  • 山芋や長芋などネバネバ食品にはみずみずしい肌を保つのに必要な「ヒアルロン酸」が含まれています。
  • 「ヒアルロン酸」は卵に含まれる「ビタミンB2」と一緒に摂取すると吸収率がアップします。
  • 「鉄分」は万能ねぎに含まれる「ビタミンC」と一緒に摂取すると吸収率がアップします。
「このレシピは、とっても簡単で誰でも作れる上、栄養成分の吸収がよくなる相性のよい組み合わせですから、是非トライしてみてください!」
中沢先生、どうもありがとうございました。美肌への道は毎日の食事にあり!ですね。是非がんばりたいと思います。
さて、次回はメディカルアーバンクリニック天満橋でアンチエイジング医療を実践する望月俊男先生に、「アンチエイジング医療の実際」をテーマにお話いただきます 。 皆様お楽しみに!
インタビュー終わり
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